eLTAX での法人市民税納税手続き

会計

税理士が、法人市民税の確定申告を eLTAX で電子申告してくれた。
そこで、eLTAX での電子納税にチャレンジしてみることにした。

まず、PCDesk (eLTAX 用のデスクトップ アプリケーション) を起動する。
トップメニューの「5 電子納税メニュー」をクリックする。

eltax_top

次に「電子申告を行った申告の納付情報発行依頼」をクリックする。

eltax_menu5

納付先「横浜市長」を選択し、納付情報の発行依頼を行った。

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(なお、確定申告を紙で行った場合は、「見込納付」というリンクから納付しないといけない。)

法人県民税を見込納付から納税申請しようとしたら、納付先(神奈川県県税事務所)が電子納税に対応していないと表示された。
こちらは、金融機関の窓口で納税する必要がありそうだ。

法人市民税の納付情報は数分で発行された。
多分、インターネットの向こうで職員が待機していて、納付情報の発行依頼が来ると、人手で対応しているのだろう。

納付情報を開き、電子納税をするというリンクをクリックすると、IEが立ち上がった。
IE のページ内から、みずほ銀行の法人口座へのリンクを選択した。

しかし、新たに開いたタブには「サポート外のバージョン」と表示され、みずほ銀行の法人口座のログインページは現れなかった。
(当方は、Microsoft のクラウドサービス Windows Azure 上の Windows 8.1 の IE11 を利用している。)

みずほ銀行のヘルプページを頼りに、みずほ銀行の URL を互換性表示リストに入れた。
すると今度は、電子証明書が登録されていないので、ログインができないと表示された。

私は、普段 Mac を使用しており、Chrome ブラウザーを使用している。
そのため、IE でしか使えない「電子証明書ログイン方式」は選択していない。
(これには、みずほ銀行の窓口で、「ID とパスワードでのログイン方式」を使用する旨を申し出て手続きすればよい。)

Azure 上の IE には電子証明書を登録していないので、当然ログインはできないことになる。
よって、銀行窓口での納付を行うしか手立てはなさそうだ。

ここまで1時間格闘したが、結局、電子納税は諦めることにした。
eLTAX にせよ、みずほ銀行の法人口座にせよ、Windows 上の Internet Explorer 環境を前提とした作りになっている。

私の感覚では Mac で Chrome ブラウザーを使う開発者が増えてきていると感じているが、これに法人の電子納税環境が追い付くのは、まだまだ時間がかかりそうだ。

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