lessコマンドで大文字・小文字を区別せずに文字列検索する方法

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macOSでアプリケーションの設定を参照したり設定したりするコマンドにdefaultsがある。

たとえば、ターミナルアプリで

defaults read

と打てば、設定の一覧が現れる。

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lessコマンド

ここには膨大な量の情報が一気に出力されるので、その中から特定の文字列を探すためにはless」コマンドにリダイレクトするとよい。

defaults read | less

ちなみに「less」は、テキストファイルを1画面ずつ表示するコマンドで、別のコマンドの出力を標準入力から受けて表示させることも可能である。

テキスト検索方法

ここでvimエディター風のコマンドを使って、たとえばテキストエディットの設定を探すには

/TextEdit

と入力すれば良い。

大文字・小文字を区別しない検索方法

しかし、大文字と小文字を区別せずに検索しようと、vim風に

/TextEdit\c

とタイプしても、ヒットしない。

man less

とタイプしてlessコマンドのマニュアルを参照すると、- iオプションを付ければよいことが分かった。

iは、ignore case (大文字・小文字を区別しない) の略である。

すなわち

defaults read | less -i

とタイプすると

/textedit

で検索した場合、TextEdit もヒットするようになる。

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