社用車をハンコック製タイヤに交換

生活ハック

弊社の社用車として先月(2021年3月)に購入したアルファード(ガソリン2.5リットル、S Cパッケージ)。

7年ぶりに新車に買い替えたのだが、衝突回避等の安全装置や、オートハイビーム、レーダークルーズコントロール、レーンアシスト、ブレーキのホールド機能、渋滞を考慮した最適ルート選定をしてくれるディーラーナビなど、前の車である2008年式ヴェルファイアと今回の2019年マイナーチェンジのアルファードは全く別物ではないかとまで思うほど、技術の進歩を感じた。

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突然のパンク

しかし、納車から3週間も経たないうちに、前輪右側の空気圧が異常に低下する現象が起きてしまった。

ガソリンスタンドに行って見てもらったところ、

「パンクですね」

との一言。

さすがにパンクしているとは想像もできず、会社から3キロほどその状態で走ってしまったため、内部のゴムが粉末のようになって剥がれ、タイヤに入ったワイヤも断裂しているように見えると言われてしまった(下記写真)。

ワイヤーの断裂(線上の跡)と剥がれ落ちたゴムの破片

「このままで走るのは危険ですね〜」

とのこと。

ワイヤーはタイヤが高速回転する際に、遠心力でゴムが飛び散らないように強化する役割があるため、ひどい場合は、スピードを上げて走行するときにバーストに至る場合があるとのことだった。

「石鹸水を付けて空気漏れチェックもしたのですが、全然漏れていないみたいなんです。釘も刺さっていないようだし、原因不明です」

とのことだった。

ディーラーに持っていき空気漏れが判明

流石にその場で新品タイヤに交換するのは気が引けたので、その場では空気圧を高めに入れてもらう(標準の2.4 kg/cm2より0.1だけ高い2.5 kg/cm2)だけの応急処置をしてもらった。

その日はディーラーが定休日だったため、ディーラーに文句を言うこともできず、3日後の一ヶ月点検の日に行って、「これは不良品です」と言って、新品のタイヤに交換してもらうつもりでいた。

そして、3日後にディーラーで空気圧を測ると、2.5 kg/cm2 から 1.7 kg/cm2 に低下していた。

このペースだと、空気を普通に入れた場合、9日間ほどでゼロ、すなわちパンク状態になる計算だ。

ディーラーで検査してもらったところ、驚きの言葉が返ってきた。

「タイヤにすごく小さな穴が空いていますね。これはいたずらされたんじゃないでしょうか?」

まさかの結論に驚いた。

まさかのいたずら

「ということは、もしかして… うちの駐車場で…」

そう、弊社の駐車場は住宅街の道路に面しており、夜はほとんど人通りもなく真っ暗となる。

だから、真夜中にアイスピックのようなものでタイヤを刺してパンクさせられたとしても、全く気が付かない。

ネットで検索したら、前輪がパンクする確率は後輪の1/15であり、前輪右側がパンクする場合は、ほぼ完全にいたずらが原因だと断定するサイトすらあった(下記)。

車のタイヤをイタズラでパンクさせられた時の対策は?釘を刺されても保険は適用できる?
https://maka87.com/tire-prank-mischief/

穴が空いた箇所は、接地面より少し上のサイドであり、修理が不可能な部分であるとのことだった。

石鹸水を掛けると、泡が吹き出している部分が見え、まさにそれがその極小の穴の箇所であった。

石鹸水でタイヤの空気漏れ箇所を確認

ディーラーによると、アルファードの納車時に付いているタイヤ(トーヨータイヤ製)は、納車時のみの特別なタイヤで、取り寄せには1週間かかり、値段も4万円以上するとのことだった。

安いタイヤはないか尋ねてみたが、ブリジストン製やヨコハマ製などのタイヤを取り寄せれば今日中に交換可能だが、作業料込みで29,000円になるとのことだった。

さすがに、この値段で交換しても、またすぐにいたずらされるとも限らないし、とりあえず即答は避け、空気圧を高め(3.0 kg/cm2)に入れてもらうこととして、その日は帰ることにした。

タイヤ屋さんを探す

ネットで車種とパッケージ名を元に検索すると、すぐにタイヤのサイズ(タイヤの幅(mm)、偏平率(%)、リム径の呼称(インチ))は、235/50 R18であることが分かった。

それを元にGoogle Mapで高評価のタイヤ屋さんを探したところ、国道246号線沿いにある「嘉衛門横浜青葉店」というお店が良さそうだったので、早速電話してみると、ハンコック製(韓国メーカー)の新品タイヤが1本12,800円(税込、作業料込)で付けられますと言われた。

ディーラーで提案された日本製のタイヤとの値段の差に驚きつつ、「韓国製のタイヤは大丈夫でしょうか?」と聞いてみると、「品質的には日本製のタイヤと遜色ありません」と言われたので、早速交換しに行った。

ハンコック製のタイヤは、韓国でシェアが大きいのみならず、アジア製のタイヤの中でも高く評価され、ポルシェなどの自動車メーカーでも新品タイヤとして採用されているという情報をネットで見て、それであればぜひと思うようになっていた。

交換作業はわずか15分

早速、お店で新品交換をお願いしたら、ものの15分で黒光りする新品タイヤに交換してくれ、お店の方のしっかりとした技術力を感じた。

交換修理中の様子

なお、タイヤはHANKOOKのフラッグシップモデルであるVentus V12 evo2 (K120)というもので、ネットでの評判は上々のようだった。

なお、お店は最近、国道246号線の向かい側の旧店舗から移動して新店舗になったとのことで、店内はとても綺麗だった。

店内には所狭しとホイールとタイヤが並ぶ

作業中は、ソファに腰掛けてゆっくりと待つことができた。

装着後のタイヤは、他の3本のトーヨータイヤと比べても、外見も違和感がなく、走り心地も違和感がなかった。

今後、タイヤ関係のことがあれば、ぜひこの店舗をまた利用したいと思う。

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